アメリカの失業率 世界恐慌以降で最悪
アメリカの失業率が 14.7% と世界恐慌以来、
最悪の数字となりましたね。
コロナショックの影響により
約2,050万人の雇用が失われています
2月~4月の推移です
2月の失業率:3.5%
3月の失業率:4.4%
4月の失業率:14.7% ←NEW !!
コロナショックの影響が
ドンッ!と出てきたことが分かります
米国の株式市場にはどのような
影響があったのか見てみましょう
目次
株式市場への影響 米失業率14.7%
失業率がドンッと上がったわけですから
株式市場にも影響があるかと思います
S&P500のチャートに
どのような影響があったのかが↓の図です

5月7日の夜(日本時間)に
失業率の発表がありました
しかし、このチャートを見る限り
失業率の発表なんてなかったように
右肩上がりをしています
2,050万人が失業しているのに
「全く関係ないぜ」と言わんばかり(笑)
株式市場は失業率をすでに織り込んでいた
ってことですね
失業保険申請数 3,300万人
失業者は2,050万人となっていますが
失業保険申請数はもっと多いようです
3月中旬から7週間での失業保険申請数は
3,300万件 !!!
ちょっと待ってくれ!?
失業者数より明らかに多い
今の失業者に
プラス1,000万人以上はいる可能性もありそう。。
隠れ失業者ってところでしょうか(´・ω・)
これだけの人が生活を維持することは
相当、困難ですよね
実態経済への影響
正直、全くわかりません(笑)
日本でもホテルや飲食店など
多くの企業が倒産しています
アメリカでも同じことです
高級百貨店の「ニーマン・マーカス」や
衣料品販売の「J.CREW」が破産法の申請をして
経営破綻をしました
日本にも店舗があり、有名な衣料品小売大手の
ギャップ(GAP)が資金不足の可能性があり
賃料の支払い停止などのネガティブなニュースがあります
世界各国も国民の生活や経済への
影響を減らすために
過去最大規模で
経済支援をしています
なので、一刻も早く
コロナの薬ができることを
願っています
コロナ感染者数
世界での感染者は400万人を超えました
アメリカでも134万人以上となっています

アメリカ 134万人
スペイン 22万人
イタリア 21万人
アメリカは断トツで感染者が多いです
日本では一部地域で
自粛の緩和がされつつありますが
まだまだ安心して生活できるレベルではありません
まとめ 失業率は株式市場への影響小?
アメリカでは
過去最悪の失業率となっています
実体経済への影響がありものの
S&P500のチャートへの影響は
今のところほとんど感じられません
投資家初心者としては
失業者や失業保険申請が増えているのに
株価は右肩上がりを続けることが
不思議でたまりません
コロナに感染しないことはもちろんですが
周りにウイルスを拡散しないように
気をつけて生活します
多くの人に自粛疲れがあると思いますので
ご自愛ください