オリエンタルランド 【4661】 業績

あの東京ディズニーランドを運営している
オリエンタルランドについてです
目次
歴史と事業
歴史
1960年に商業地・住宅地の開発と大規模レジャー施設の建設を行うため
オリエンタルランドは設立されました
1962年にはウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ウォルト・ディズニー・カンパニー)を表敬訪問しました
その12年後の1974年、
米国法人ウォルト・ディズニー・プロダクションズ(現ディズニー・エンタプライゼズ・インク)との業務提携で合意します
1983年、ついにあの「東京ディズニーランド」を開園したのです
そして、「東京ディズニーシー」は2001年に開業をしています
ディズニー周辺には関連のホテルを続々開業して
滞在型のリゾート施設として売上を伸ばしていきます
現在でも、リゾート施設として
進化を続けています
しかし、コロナの感染拡大により
営業自粛をせざるを得ない状態となりました
これがどれだけ業績に影響しているのでしょうか
ディズニーブランドは根強い人気があり、
営業再開後でも、多くの人が押し寄せていますが。。。
事業
事業としてはテーマパークのイメージが強いですが
以下の事業を展開しています
・テーマパーク事業・・・アトラクション、商品販売など
・ホテル事業・・・ディズニーホテル
・その他・・・モノレール、イクスピアリ
ディズニーのブランド力は
日本のみならず、世界中でファンがいますね
これがディズニーの最大の強みでしょうか
業績
売上高と営業利益
オリエンタルランドの
売上高と営業利益がこちらになります

以下参照:オリエンタルランド 決算短信
営業利益率が20%を超えていますね
これがディズニーブランドの力でしょうか
そして、2021年度の第1四半期では
売上高:6,164百万円
営業利益:▲15,641百万円 (赤字です)
営業自粛の影響を受けまくっています
営業再開をしていますが
入場制限をしていることもあり、
今後も厳しい経営となりそうですね
セグメント別 売上
売上を支えている事業は
どのセグメントでしょうか
見てみましょう

テーマパーク事業が1番の売上となっていますね
ホテル事業もそれなりに売上があります
セグメント別 利益
どのセグメントで利益が出ているのか
見てみましょう

テーマパーク事業とホテル事業ともに
営業利益率は20%を超えています
安定して利益を出せている印象です
ですが、2020年度は
コロナの影響があったことがわかりますね
EPSとBPS
オリエンタルランドの
EPSとBPSがこちらになります

EPSは2019年度まで上昇していましたが
2020年度で減少していますね
コロナの影響が見て取れます
BPSは上昇傾向なので
純資産は増えています
配当推移と配当性向
それでは、配当目的で
オリエンタルランドへの投資はありなのか
配当推移を見てみましょう

オリエンタルランドの配当は
2020年度で44円となっています
配当性向も約20%と、
増配の余地はありますね
2010年の配当は25円で、
2020年現在まで減配はありません
株主還元の意識は感じますね
まとめ
安定的に利益を出して、
増配傾向の銘柄であることがわかりました
ディズニーブランドの力ですね
コロナの影響に関しては
第1四半期で大きく反映されています
また再び、自粛の雰囲気が高まっているので
この業界には大打撃でしょう
テーマパークは営業再開をしていますが
コロナがどこまで続くかによって
2021年度の通期でも赤字の可能性はありますね
圧倒的なブランド力があっても
コロナが終息しない限りは
厳しい経営となりそうですね
配当利回りはかなり低いので
キャピタル狙いであれば
チャンスかもしれませんね
米国市場を牽引しているテスラです
株式分割を発表後も株価は上昇しています
連続増配銘柄である沖縄セルラーです
沖縄に密着していて、業績もUPしています
コロナの影響は全く感じさせない業績でしたね