日本たばこ産業【2914】 JT 業績
JTとしても知られている、
日本たばこ産業についてまとめてみます
目次
歴史と事業
歴史
JTの歴史のは古く、
1898年に日本専売局が国内葉たばこの独占販売のため設置され、
1949年に日本専売公社が設立されました
1950年代には「ホープ(10)」が、
1960年代には「セブンスター」、
70年代に「マイルドセブン」が発売されました
2000年代入ると、
海外のたばこ会社の買収や食品会社の発行株式の過半数の取得など、
国内たばこ以外の事業にも注力します
現在では、加熱式たばこの「Ploom TECH+」と販売しています
事業
事業では主に4つの事業で構成されています
・海外たばこ事業
・国内たばこ事業
・医療事業
・加工食品事業
これらの事業で構成されています
メインはもちろん、たばこ事業です
業績
売上高&営業利益
2015年からの売上高と営業利益を見てみましょう

(売上高/営業利益で営業利益率を概算)
たばこというイメージがあまり良くないのでしょうか
売上は横ばい傾向です
営業利益に関しては
減少傾向ですね
営業利益率も減少傾向ですが、
20%以上の数字は出ています
事業別 売上
売上は横ばい傾向ですが、
事業別の売上はどうでしょうか
以下が事業別の売上になります

海外たばこの売上は買収の効果も出ていそうですね
国内たばこに関しては微減ですね
分煙やたばこに対するイメージが
微減につながっているのでしょうか
たばこに頼らずに、
医療や加工食品を伸ばしていけるのか、
今後も注目していきたいですね
事業別 利益
事業別の利益についても見てみましょう

たばこは悲惨です
売上以上に利益が減少しています
医療は売上が減少しているのに
利益が伸びています
これは、試験終了等の研究開発費の減少と
グループ会社「鳥居薬品(株)」の増益によるものです
EPS
営業利益が減少傾向にあるので
EPSももちろん、減少傾向です

過去5年は減少し続けています。。。
直近では195円となっていますが
コロナショックの影響もある、
2020年はどうなるのでしょうか
配当金&総還元性向
JTは配当利回りが高いことでも有名です
配当を目当てに投資をしている人が多いですね
それでは配当推移と総還元性向になります

配当金は増配傾向ですね
総還元性向は直近で92.1%と
かなり限界が近づいています
総還元性向だけで判断すると
今後の増配は厳しい可能性があります
まとめ 配当収入の軸となり続けられるのか
日本株の配当金を目的に投資をしている人は
多くの人が購入している銘柄だと思います
今すぐに、たばこが売れなくなることはない!!!?
と思いますが、
増配に関しては、厳しそうですね
事業のメインがたばこというところも
個人的にはマイナス材料です
世界の動向は、たばこは良くないイメージであったり、
税金がさらにかけられたりと
JTにとっては逆風だからです
他の事業をどこまで伸ばすことができるのか、
これが今後の配当・増配に影響がありそうですね
コカ・コーラのついてです【米国株】
【 コカ・コーラ 【KO】 】
図は https://www.jti.co.jp/investors/individual/finance/index.html を参照に作成
1件の返信
[…] 中期経営計画で配当性向を30%まで上昇させると計画をしてくれていますコロナで業績に影響が出ているのにかかわらず株主のことも考えているので投資を検討してみても良いかもしれませんね株価が下がってきたところでポンポンと購入したい(笑)投資は自己責任でお願いしますJTの業績も要チェックです日本たばこ産業【2914】 JT 業績旭化成の業績は意外と知られていない!?旭化成 3407 [業績] […]