沖縄セルラー【9436】 業績

名前の通り、
沖縄で通信事業を展開している企業です
大手キャリアにも負けないシェアと
地域密着していることが感じます
それでは沖縄セルラーのあれこれを見ていきましょう
目次
歴史と事業
歴史
それでは、沖縄セルラーの歴史を見てみましょう
1990年に沖縄振興を目的とした「沖縄懇話会」が発足し、
携帯電話会社を設立することを方針としました
KDDI(株)をはじめ有力企業の出資により
1991年に設立されました
2004年には、ジャスダック証券取引所に株式を上場しています
親会社のKDDIと同様に、auブランドとUQモバイルを展開しています
沖縄振興にも力を入れていて、
「離島ケータイ奨学金」ということをしています
これは、離島に住んでいる学生を対象に
スマートフォンを無償提供して、
通信料金・通話料金の免除など
沖縄振興を行っています
このように沖縄密着の地元企業ということで
au沖縄とも呼ばれているようです
事業
沖縄セルラーの主な事業がこちらです
・モバイルサービス・・・通信サービス
・FTTHサービス・・・auひかり
・ライフデザイン・・・auでんき
モバイルサービスがメインの事業です
沖縄でのシェアは約50%となっています
ふたりにひとりが
沖縄セルラーと契約していることになります
日本の通信キャリアではNTTドコモのシェアが高いので
いかに、沖縄セルラーが地域密着しているかがわかります
業績
売上高と営業利益 【9436】
沖縄セルラーの売上と営業利益がこちらになります

参照:沖縄セルラー 決算短信
売上と営業利益が増加していますね
営業利益率も増加しています
通信事業は一度、契約が取れれば
安定的に収益もあがります
沖縄セルラーの過去の売上を見る限り
すぐに売上が落ちることはなさそうです
総契約者数と携帯販売数
売上と営業利益の増加を支えている
モバイルサービスの総契約者数と携帯電話総販売数を見てみましょう

総契約者数が毎年約2万人の増加をしています
沖縄県の人口は約145万人(平成27年国勢調査確報値)です
人口全体から考えても着実に
契約者を伸ばしています
格安simも増えていることから
解約者も一定数います。
auとUQモバイルの良さを出していければ 〇
EPSとBPS
沖縄セルラーのEPSとBPSを見てみましょう

どちらも増加傾向です
利益が出やすい体質であることがわかります
投資家に人気な理由が垣間見えますね
配当金と配当性向
配当金の推移と配当性向を見てみましょう

配当金がどんどん増加していますね
2002年度には4.4円の配当でしたが
2020年度には145円まで増加しています
2021年の予定は154円となっていて
20年連続増配となります
これだけ増配をしていても
配当性向は直近で37.7%です
余力がありすぎる!!
沖縄セルラー まとめ
沖縄セルラーが投資家に
人気である理由がわかりました
売上や利益の増加に加えて
増配歴が魅力すぎますね
2021年度でも増配予定をしているあたりは
コロナの影響が少ないように感じます
そういえば記事数が
50記事を超えていました
こんなに増えるとは!( *´艸`)
見てくださる方には感謝しかありません
ありがとうございます
日本株で増配年数が最も長いのは花王です
増配をしていても配当性向も低いことは良いですね
【 花王【4452】業績 増配年数ナンバー1 】
日本株から、初めての配当収入がありました
半年に1回の楽しみを体感しました
【 日本株からの配当金 【初】【配当収入】 】